【事例あり】プロジェクトマネジメント研修で学ぶべきことランキングを1〜3位まで紹介!

ビジネスにおいて、目的を達成(成果を上げる)するために、各分野のチームをまとめる代表者を、集めて編成する組織であるプロジェクトチームはとても重要です。
このプロジェクトチームを上手に管理することで、業務の効率化と最大限の利益を生み出すことが可能になります。このプロジェクトを管理するのが、プロジェクトマネージャーです。

優秀なプロジェクトマネージャーがプロジェクトを管理することで、組織全体の利益向上に繋がるため、プロジェクトマネージャーの育成は企業の課題ともいえます。
今回は、プロジェクトマネージャーを育成するためのマネジメント研修について紹介します。マネジメント研修の事例についても触れていきます。

プロジェクトマネジメント研修

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プロジェクトマネジメント研修とは

プロジェクトマネジメント研修は、プロジェクトマネージャーとして必要な管理能力や分析力、問題解決能力等を習得するもしくは伸ばすために行う研修です。
研修内容は多岐に渡り、目的や能力、分野によって受講する対象が変わります。プロジェクトマネジメント研修には、社内の人間もしくは講師を呼び、自社で行う「内部研修」、外部の講習会(セミナー)に参加する外部研修の大きく2つに分類され、それぞれ特徴があります。事例と共に確認していきましょう。

内部研修事例①:大手SIer A社

大手システムインテグレーターのA社では、事業の失敗・赤字プロジェクトが度々あり、経営層に問題を抱えていました。このままでは企業の存続が危ういと考えた人事部は、優秀なプロジェクトマネージャーを育成するためにPMP®資格(プロジェクトマネジメントの国際資格)取得を奨めて、多くの資格保持者を有しました。

しかし、状況は変わらず、問題点はプロジェクトを上手に推進する「行動」を行えていないことにあると気づきました。

そこで、能力向上のために、外部より講師を呼び、プロジェクトマネジメント研修を実施することにしました。

A社で行った研修は、実際に失敗したプロジェクトを題材に事後評価プロセスを実施しました。事後評価プロセスは、プロジェクトのレベルを継続的に向上させる施策としてとても有効であり、失敗事例を振り返り「どのようにすれば失敗を防げたか」を検討することで、失敗の本質の「気づき」と「答え」を導き出します。

最終的に当研修では、失敗事例の振り返りを元に「今後の行動宣言」を作成し、社内に掲示、メンバーに意識定着を行うことで、プロジェクト進行に変化がみられるようになりました。

内部研修事例②:大手消費者金融S社

大手消費者金融S社では、今までとは違う全く新しいインターネットプロジェクトを立ち上げ・計画化を行おうとしましたが、クライアント側のプロジェクトマネジメント体制のみでは上手く立ち上げることが出来ない状況にありました。

これを改善するために、プロジェクト参加メンバーに社内研修を行い、プロジェクトマネジメント能力の育成を図り、プロジェクトマネジメント計画書の見直し、運営計画書の整備を行ったことで、状況を好転させました。

外部研修事例①:化学工業S社

化学工業S社では、
・社内システムの全容が見えずデータ連携(共有)が出来ない。
・業界を熟知したコンサルの不在による外部支援が受けられない。
・IT人材の不足で、プロジェクト進行に不安要素がある。
といった課題がありました。

これに対して、プロジェクト開発メンバーに外部研修を行うことで課題解決に乗り出しました。

解決策として行ったのは、「ワークショップ型コンサル」です。

ワークショップ型コンサルとは、コンサルタント型業務課題の解決に向けたステップ・フレームワークを提示し、研修者はこの中身を埋めていくことで、システム全体やデータ連携の見える化を習得します。また、コンサルタントには専門性の高い業界情報を熟知した人を雇い、開発発注者と受注者双方のバランスを取りながらのプロジェクト推進を目指しました。

外部研修事例②:発酵工業K社

発酵工業K社では、組織改編を行ったことでプロジェクトマネージャーが不足したため、新たなプロジェクトマネージャー育成の必要が迫られました。
そこで、基礎的なプロジェクトマネージャー研修に社歴10年目の今後プロジェクトを牽引していく、経験不足の社員25名を参加させました。
本研修では「コミュニケーション」を重要とし、コミュニケーション能力の向上による会議やミーティングの効率化を図れる力を育成しました。これにより、目的を持った意見が出せる雰囲気づくりが出来るようになり、メンバーのモチベーションアップに繋がりました。

外部研修事例③:中堅IT企業N社

N社では、IT開発プロジェクトにおける遅延や予測の出来ないトラブルに対応することが出来ずに、プロジェクトの完遂に支障をきたした事例がありました。
そこで、プロジェクトの計画の見直しと想定できるトラブルを想定し、解決策を論じることにより、様々な状況に対応できるように育成しました。
これにより、業務進行効率は格段に上がり、プロジェクトメンバーのモチベーションアップにも繋がりました。

プロジェクトマネジメント研修がなぜ必要なのか

上記のようにプロジェクトマネジメントは社員個人の能力向上だけでなく、組織全体の業務改善に繋がります。IT業界の加速的な拡大により、人材の不足は増え続けており、若い世代の人材育成が課題となっています。

プロジェクトマネジメントの成功

プロジェクトマネジメント研修は、人材育成のためのコストと時間を最大限に抑え、優秀なプロジェクトマネージャーを育てるためにとても重要なものになります。

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プロジェクトマネジメント研修で学ぶべきことランキング

プロジェクトマネジメント研修には様々な種類があり、どのような人材を育てるのか、だれを対象に育成するのかによって受講する研修を選ばなければなりません。

プロジェクトマネジメント研修

ここでは、プロジェクトマネジメントとして成長していくために、必ず受講することをおすすめしたい研修を紹介します。参考にしてみてください。

3位:プロジェクトの運営技法

概要:プロジェクトマネージャーを目指す方・プロジェクトマネジメントに携わる方を対象に、プロジェクトの運営フェーズにおけるプロジェクトマネジメントの基本的な要素を体系的に学習します。

メリット:プロジェクトの進行は可視化をすることが難しいため、実現可能性の高いプロジェクト計画を作成、定期的に実施状況を確認することでコントロールする技法を学ぶことが出来ます。また、プロジェクトで開発する成果物の品質確保のための方法・プロジェクトで必ず発生する「変更」を管理する方法・重要性も学べます。

運営技法研修の目標:本研修を受講することで、以下の項目を達成したことになります。

  1. 実行プロセス群と監視コントロール・プロセス群を理解する。
  2. プロジェクトの実行プロセス群(以下の項目)をコントロールできるようになる。
    ・コストマネジメント
    ・リスクマネジメント
    ・品質マネジメント
    ・変更マネジメント
    ・調達マネジメント
    ・資源マネジメント
    ・コミュニケーションマネジメント
    ・ステークホルダーマネジメント
  3. 終結プロセス群によりプロジェクトを完結できる。
  4. プロジェクトマネージャーとしての役割を遂行することができる。

2位:プロジェクトの計画技法

概要:プロジェクトマネージャーを目指す方・プロジェクトマネジメントに携わる方を対象に、プロジェクトの計画フェーズにおけるプロジェクトマネジメントの基本的な要素を体系的に学習します。

メリット:プロジェクトを円滑に進行するためには、プロジェクト計画がとても重要になります。本研修を受講すると、プロジェクト計画を作成する上で必要なスコープの考え方やワーク・ブレークダウン・ストラクチャーの作り方、スケジュールの作成方法を学ぶことが出来ます。

プロジェクトの計画技法の目標:本研修を受講することで、以下の項目を達成したことになります。
1. プロジェクトマネジメントとは何かを理解する。
2. プロジェクト要件を識別し妥当性を確認できる。
3. ワーク・ブレークダウン・ストラクチャーを作成できる。
4. プロジェクトの見積もりを行う。
5. プロジェクトのスケジュールを作成できる。
6. プロジェクトマネジメント計画を作成できる

1位:PMP®資格試験準備

PMP®資格試験は、プロジェクトマネジメントに関する基本的な知識の習得ことが出来、プロジェクトの進行の方法、トラブルの回避の仕方を習得することが必須になります。

PMP®資格取得のメリット:PMP®資格を取得するメリットは、プロジェクトマネージャーとして必要なプロジェクト進行の知識を習得し、トラブル回避の手法やプロジェクト管理の方法について理解を深めることが出来ます。

ITエンジニアの不足

また、資格試験を受けるには、プロジェクトマネージャーとして一定の実務経験が必要になります。つまり、PMP®資格を取得しているということは、知識・経験共に習得しているという証明になります。
プロジェクトマネージャーとして成長を目指すのであれば、必ず取得しましょう。

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プロジェクトマネジメント研修まとめ

以上、プロジェクトマネジメント研修について、事例を交えながら紹介しました。
新たなプロジェクトマネージャー育成の場合は、即戦力となる研修や基礎的な知識を習得するための研修を受け、既存のプロジェクトマネージャーの育成には、基本の見直し研修やさらにプロジェクトマネジメント理解を深める研修、応用方法といった研修を受けることで組織全体の成長に繋げます。

プロジェクトマネジメントに必要な能力は本当に多岐に渡るため、自己・プロジェクト・組織が何を求めているのかを正確に認識し、必要な知識やスキルを効率的に身に着けていく必要があります。

企業に必要な人材となるために最適な研修を選び、受講しましょう。

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