INDIGITALはなぜ、今インドに注目するのか?【株式会社INDIGITAL 大久保 維人氏】

大久保 維人 氏 | 株式会社INDIGITAL

筑波大学在学中から、フリーランスとして国内外のWebシステム開発を経験。幅広い分野におけるプロダクト開発、特に0->1フェーズでのヒアリングや要件定義を含めた新規開発案件を行う。プログラミングのメンター実績は100人超。シンガポールのハッカソン「Junction x Singapore Hackthon 2019」のセキュリティトラックでの受賞歴、サウジアラビアの世界最大のハッカソン「Haji Hackathon」へ参加しギネス記録保持者に。現在は、CTOとしてオンラインクロスボーダーをベースとした世界、人とつながりチームとなること。を目標に、インド人エンジニアと日本企業の橋渡しをするべくマネジメントから開発までを行っている。

皆さま、初めまして。INDIGITAL CTO 大久保と申します。
INDIGITALは、「変わることにワクワクできる社会を」というヴィジョンを掲げ、インド企業やインド人エンジニアとの協業を通して、日本人が多様性を活かす力を育み、日本企業がデジタル化、グローバル化を推進できるようになるために伴走支援する企業です。

私は、日本人にとって、インドほど近くて遠い国はないだろうと考えています。例えば、カレーのようにインドに起源を持つもので日本で自然に受け入れられている物があります。
しかし、カレー以外でインドのイメージを考えてみましょう。「数学に強いらしい」「ガンジス川」「ターバン」「タージマハル」などが思い浮かぶと思いますが、細かい点を考えてみると、どうもあまり思い浮かんでこない、掴みどころがないような国だと感じてしまいます。

掴みどころがない国というと、私たちが住む日本という国も、どうやらかなり特異な文化を持つ国のようです。キリスト教が起源のクリスマスを祝い、年末に仏教の除夜の鐘を鳴らし、そして、年始には神道の初詣のお参りをする。年末年始に3つの宗教が共存します。この文章を構成している「文字」もそうです。中国から持ち込まれた持ち込まれた漢字がひらがな、カタカナに変化していったように、異国から持ち込まれた文化が日本でローカライズされ、文化として定着していく事例は枚挙に暇がないと思います。そうそう、そういえばカレーも同じように日本で独自の進化を遂げて定着していますよね。
インドにも、このような独自の発想で問題を解決する「ジュガード」という文化が存在しています。ジュガードは、ヒンディー語で「革新的な問題解決の方法」とか「独創性と機転から生まれる即席の解決法」などと言われ、次の6要素で構成されています。

Seek opportunity in adversity(逆境にこそチャンスを見いだす)
Do more with less(より少ない人数でより多くのことを行う)
Think and act flexibly(柔軟に考え、行動する)
Keep it simple(何事もシンプルに)
Include the margin(余白を大切に)
Follow your heart(自分の心に従おう)

「Do more with less」、「Keep it simple」などは日本人の精神にも通ずる美学が見え隠れしていませんか?
以上のように考えると、私たち日本人やインド人は、近くて遠い国でありながら、文化や知識を学び、それを自分ごとに翻訳してローカライズし文化として定着させる能力を持っているのだと思います。

私たちINDIGITALは、この日印人材の持ちうる文化や知識をお互いに持ち寄って、ローカライズし定着させる。そのための伴走支援を行っていきます。まるでカレーの例のように。
今回はいわば決意表明。それでは、次回からの「インド人エンジニアのマネジメント奮闘記」もお楽しみに!


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